■著者
エミリー・ディキンスン
内藤里永子
■内容紹介
世に知られずひっそりと生きて、嫁ぐことなく、55歳で静かに死んだエミリー。33歳から敷地の外へ歩み出ることなく、四季を通して白い服を身につけた。遺された1775編の詩稿と手紙が、眠っていた「沈黙のドラマ」を、死後、白日の明るみに晒すことになった。―アメリカ文学史上の奇跡と言われる詩人の誕生である。
■目次
1 わたしは名前がない。あなたはだれ?―日々の暮らしを宇宙のものとともに;2 ほんとうに目が見えなくなってしまう前に―心の目で見て、心の耳で聴く;3 魂には逃亡を企てる時がある―舞い踊る衝動、噴火を秘めたエネルギー;4 自分自身を信じるの!神秘を信じるの!―詩人の姿のあらわれ;5 朝がドアを叩いた、別れのとき。どちらももう強くはなかった―いのちの真紅の多量のしたたり;6 あのような方も死ぬ、ということがわたしの死を穏やかにする―死の眠りと別れ;7 「希望」は背中に翼をつけている―癒やしのことば