■著者
佐藤正午
東根ユミ
■内容紹介
二十年ぶりに長編小説を書き下ろすことになった作家。いつもの雑誌連載とはちがって、書き下ろしは「書いても書いても原稿料を貰えない」。そんな定収入ゼロの世知辛い執筆生活に作家を駆り立てたのは、十五年以上前に編集者とかわした口約束と、みずからの身に起こった“種田くん現象”なる心の叫びだった。現代作家の中でも指折りの小説名人・佐藤正午が、「小説を書くこと」について見つめ直した一年半。書き下ろしの執筆中には、『鳩の撃退法』が山田風太郎賞を受賞という吉報も舞いこむ。新たな代表作『月の満ち欠け』の執筆開始から第一稿完成までの生の声。
■シリーズ名等
小学館文庫 さ4-9