越の国室内合唱団VOX ORATTA(新潟)の委嘱作品。
毎年夏の「長岡の大花火」は、1945年8月1日の夜に起こった長岡の大空襲の慰霊を目的として行われている。その花火の情景と長岡空襲をオーバーラップさせながら進行するシアターピース。長岡空襲の記憶を留めるだけではなく、地域を離れて、この時代の人々から浮かび上がる多くの思いを歌い継ぐ作品でもある。

<まえがき>

 そもそも、シアターピースという抽象的な概念は何なのか──。文字通り「舞台作品」にほかならないわけですが、一般