■著者
森元孝

■内容紹介
メディアを賑わし続けてきた石原の言動。強い反感を招くも、その存在感も強かった。悪しきポピュリズムと批判するはたやすいが、最近のベストセラー『天才』を含む膨大な作品群の読み解きを通じ本書が示すは、この人の社会的アクションが作品の主要登場人物の生き方と同根だという事実であろう。行動が現実と激突して生じる亀裂をさらに行動によって乗り越える「亀裂の弁証法」は、今日の「空虚な」日本に対する石原の「過激な」言動にも顕著に現れているのだ。