■著者
樋口陽一

■内容紹介
40年前、「立憲主義」の語を処女作(小社刊)の書名に選んだ著者が、安保法制・改憲論議を見すえての加筆・改訂。日本国憲法を、人類社会の大きな流れのタテ糸(歴史)とヨコ糸(比較)の交差のなかに位置づける。憲法のあるべき姿と本質を示す決定版入門書。

■目次
憲法から見た「東西」と「南北」―「四つの’89年」とその後;日本の近代にとって「憲法」とは―「和魂洋才」と「西洋かぶれ」の間;なぜ「国民主権」なのか―日本国憲法の生まれに即して;なぜ「平和のうちに生存する権利」なのか―国際化時代の「国家」とは;なぜ「人権」なのか―「個人の尊厳」の重み;政治的権力からの人権と社会的権力からの人権―国家の役割はどこまで?;思想・信仰と教育―自分が自分でなくならないために;表現の自由―なぜ「優越的」か;経済的自由と社会権―「自由」と「公正」の間で;選挙権と代表―選ぶものと選ばれたものの関係;中央の政治と地方の政治―政党のはたらきと住民自治の役割;公正な裁判と裁判の独立―「人権のとりで」としての期待;違憲審査の積極主義と消極主義―「憲法の番人」ということの意味;憲法改正と憲法擁護義務―「憲法をまもる」とはどんなことか