■著者
紫式部
中野幸一

■内容紹介
光源氏薨去後、一族の中で、薫と匂宮という二人の貴公子の評判が高かった。薫は自らの出生に疑問を持ち、仏道に傾倒する。そんな中、俗聖のように暮らす、宇治の八の宮の許へ通うようになる。そこで、八の宮の二人の姫君、大君と中の君を知り、匂宮も興味を示す。光源氏亡き後の世界を彩る、「宇治十帖」の幕開けである。本文に忠実な語り言葉の、最上の現代語訳誕生!語りの文学『源氏物語』、その原点に立ち返る。

■目次
匂宮;紅梅;竹河;橋姫;椎本;総角;付録 『源氏物語』をより深く知るために;参考 系図・図録