■著者
伊藤定良

■内容紹介
ナポレオン戦争以来、19世紀から20世紀前半の国際社会において、ドイツはつねにナショナルな動きの中心にいた。そのなかで、「東方」=ポーランドに対する分割・支配は戦間期を除いて第二次世界大戦終了まで続き、同時にマイノリティへの差別や蔑視の意識も生み出した。しかし、戦後は欧州統合を積極的に進めながら、ポーランドとの政治的和解や教科書対話、ホロコーストの記憶などをとおして、ドイツは「過去の克服」に努めている。本書は、ナショナリズムとマイノリティの問題に焦点を当てて近代ドイツの歴史を読み解く。

■目次
序章;第1章 近代ドイツの出発;第2章 三月革命からドイツ統一へ;第3章 ドイツ帝国の成立;第4章 第一次世界大戦と戦時体制;第5章 ヴァイマル共和国からナチ支配・戦争の道へ;終章