■著者
ティモ・サンドベリ
古市真由美

■内容紹介
深夜、かつて虐殺の舞台になったことで“黒が丘”と呼ばれた場所で、男たちが“処刑”と称し一人の青年を銃殺した。死体発見の報を受けた警察は、禁止されている酒の取引に絡む殺人として処理したが、ケッキ巡査だけは納得していなかった。事件の陰に見え隠れする内戦の傷。敗北した側の人々が鬱屈を抱える町で、公正な捜査をおこなおうと苦悩するケッキ。はたして正義は果たされるのか?“推理の糸口賞”受賞、フィンランドの語られざる闇を描く注目のミステリ。