■著者
盛永審一郎
ベイツ裕子

■内容紹介
耳鳴りによる耐えがたい苦痛から安楽死を望み永眠した女性のケースは、安楽死が法律で認められているオランダで、その根底にある問題を象徴する出来事であった―患者の死ぬ権利、医師の側における死の介助を拒否する権利など、さまざまな見地から検討されてきたオランダの安楽死法制定に至る背景を検証することによって、生命終結のありかたをめぐって揺れるわが国の終末期医療のあるべき姿を考える。