■著者
文化庁
■内容紹介
大洪水を予測し竪穴建物の建材をもって逃げる弥生時代の人びと、榛名山大噴火から間を置かず急いでムラの復旧を指揮する古墳時代の首長、貞観地震後に手厚い援助を与え対蝦夷政策を行う律令政府、中世の戦乱を契機に寺社門前が拡張していく奈良町、元禄江戸地震、富士山噴火などたび重なる大災害に大名の資金力を利用した江戸幕府など、災害遺跡の発掘調査や文献史料の解読から、大災害から力強く復興してきた人びとの姿が浮かび上がる。天然記念物に見る列島のなりたち、罹災資料学の提唱、各地の津波碑の警句紹介など、未来へ災害の教訓を伝える取り組みも紹介する。文化庁企画、2016年東京都江戸東京博物館の連続講演会「復興の歴史を掘る」の書籍化。
■シリーズ名等
朝日選書 959