■著者
豊川祥隆
■内容紹介
ヒューム哲学の「印象と観念の体系」を丹念に分析し、その意義と限界点を探るとともに、その体系がヒュームの人間本性の探求にどう活かされているかを丁寧に考察する。綿密なテクスト読解を通して、ヒューム哲学の矛盾を突くと同時に、その可能性を拓く、日本イギリス哲学会奨励賞を受賞した若き俊英による初の単著。
■目次
序;第1部 印象の論理(「実定性」の問題―黒の認識をめぐって;ヒュームの関係理論再考―関係の印象は可能か;ヒュームの自然主義解釈の再考;必然的結合のゆくえ―その印象と観念の関係);第2部 人間本性を離れて(ヒューム哲学における二つの「原因」;無差別の自由とヒューム哲学;ヒューム哲学と偶然の問題)