■著者
湯沢質幸
■内容紹介
漢字はいつも私たちと一緒にいる。家族の一員のようなものである。いや、家族以上かもしれない。しかし、日本同様、漢字文化圏に属しているベトナムや韓国、北朝鮮では全滅した。どうして日本では今もなお健在なのか。また、これからも生き続けていくに違いないのか。日本の漢字が日本語日本人に貢献している、その具体的な姿の分析を通して、そのダイナミックな生命力の源に迫る。
■目次
序章 漢字と日本人日本語との交わり;第1章 日本の漢字;第2章 「形」(1)―生い立ち・成り立ち;第3章 「形」(2)―増加の宿命;第4章 「形」(3)―語表現力とその限界;第5章 「音」(1)―字音の日本的なあり方;第6章 「音」(2)―字音のダイナミズム;第7章 「音」(3)―字訓:日本独自の「音」;第8章 「音」(4)―字音と字訓の織りなす世界;終章 漢字はどのように日本人日本語と付き合ってきたか
■シリーズ名等
開拓社言語・文化選書 68