音・デザイン・設置性が最適に融合されたシリーズ最小スピーカー

ヴォーカルの息遣いや、銘器が持つ独特の響きまで聴き取れる明瞭性。眼前にコンサート会場が広がるかのような空間再現力。アーティストの高度なテクニックを感じ取れるスピード感。ECLIPSE TDシリーズスピーカーは、エントリークラスにおいても、その確かな実力が変わることはありません。
「TD307MK2A」は、シリーズ最小・最軽量の仕様ながら、上位モデルと同様のテクノロジーを惜しみなく投入。コンパクトな筐体にも徹底した制振対策を施し、6.5cm口径のフルレンジユニットの俊敏な動きにより、正確な空気の動きを再現。エントリークラスの枠をはるかに超えた、クリアでリアルな音を再生します。
デスクトップやTVボードへの据え置きはもちろん、わずか1.5kgの軽さは、壁や天井に取り付けての使用にも最適。さらに、別売り専用スタンド「307DMK2A」を利用すれば、フロア設置も可能になり、自在に高音質を楽しむことができます。


ECLIPSE TDシリーズ独自の技術だけが実現できる、「正確な音」の再生

・スピーカー振動板
「原音の正確な再生」を実現するには、正確な空気の波を作り出す必要があります。そのため、スピーカー振動板の素材には、高速で前後運動できる強度と密度が要求されますが、それと同時に、素材固有の音色を抑えるために、適度な内部損失も必要です。この相反する課題を解決し、伝搬速度が高く内部損失が大きいという、振動板としての理想的特性を実現するため、ECLIPSE TDシリーズスピーカーには、シリーズ専用設計のスピーカー振動板を採用しています。

・磁気回路
スピーカー振動板を高速で前後運動させ、正確な空気の波を作り出すためには、エンジン部となる磁気回路にも、強力なパフォーマンスが求められます。ECLIPSE TDシリーズスピーカーは、磁気回路もシリーズ専用設計で対応。強力マグネットの採用やボイスコイルの最適化と同時に、マグネットとボイスコイルのギャップを最小化するなどして磁束密度も強化しています。

・グランド・アンカー(強固な足場)
スピーカーユニットを強力に駆動させるには、強固な足場「グランド・アンカー」が必要です。仮想フローティング構造のベースとなり、スピーカーユニットの強力なピストン運動を質量でしっかりと受け止める足場として、スピーカーユニット後部に円錐形の錨(アンカー)を接続。素早く動いて素早く止まる、スピーカーユニットの理想的な前後運動が実現します。

・ディフュージョン・ステー(仮想フローティング構造)
スピーカーユニットを高速で駆動させた場合、エンクロージャーに直接取り付けられていると、ユニット自体の振動がエンクロージャーに伝わって、元の音には無い付帯音が発生します。ECLIPSE TDシリーズスピーカーは、この問題を解決するため、独自の仮想フローティング構造を採用。スピーカーユニットを、5本の支柱を持つディフュージョン・ステーに取り付けることでエンクロージャーと分離し、空中に浮かせたような(orフローティング)状態に保つことで、不要な振動の伝達の回避に成功しました。

・振動カットと気密確保
フローティング構造の採用により、スピーカーユニットとエンクロージャーを機械的に分離しても、振動を完全に回避することはできません。スピーカーユニット、エンクロージャー、ディフュージョン・ステーそれぞれの接点に、振動を排除する対策が必要です。ECLIPSE TDシリーズスピーカーは、全ての接点に、振動をカットする特殊素材を使用しています。これは同時にエンクロージャー内の気密確保にも効果を発揮。より正確な音の再生を可能にしています。

・エッグシェル・コンストラクション(卵形スピーカーボックス)
スピーカーエンクロージャーは四角い箱型が一般的です。ところが、箱型を形成している角(カド)と平面には、音の進み方に少なからず悪影響を与えるという欠点があります。例えば、スピーカー前面の角(カド)で発生する回折効果や、内部の向かい合う壁面の間で発生する、共鳴や定在波などが、特定の周波数が強調されたり減衰する要因となるのです。そこで、「正確な音の再生」をコンセプトとするECLIPSE TDシリーズスピーカーは、卵型のエンクロージャー“エッグシェル・コンストラクション”を採用。剛性に優れ、同一半径面が存在しないので、回折効果、共鳴、定在波を極限まで排除できます。


あらゆる場所に設置できるフレキシビリティ

シリーズ随一のコンパクト性と、わずか1.5kgという軽量性、さらに、上下-25°~30°、左右360°の角度調整機能(直置き時)を備えた「TD307MK2A」。パソコンやiPodなどのデジタルオーディオプレーヤーと共に、デスクトップにも気軽に設置できるほか、TVボードへの据え置き、書棚やコーヒーテーブルなどの、わずかなスペースへの設置も可能です。

さらに、空間コンセプトに合わせて、天井や壁に取り付けることもできます。制振性に優れた「TD307MK2A」専用スタンド 「307DMK2A」を利用することで、フロア設置にも対応します。
「TD307MK2A」は、シリーズ最小・最軽量のコンパクトサイズ、調整範囲の広い角度調整機能を活かして、理想の音響空間を自在にデザインできます。


角度調整機能を活かして、明確な音像を得ることが可能に

たとえば、ジャズトリオの演奏をスピーカーで聴く場合、ピアノ、ベース、ドラムのそれぞれの位置が分かり、まるで目の前で演奏しているように、立体的に聴こえてくることが理想的です。そのような理想的な状態を創り出すために、まずはスピーカーの高さを、耳の高さに合わせるようにしましょう。

「TD307MK2A」には、スピーカー本体の角度を上下・左右方向に調整できる角度調整機能が採用されています。スタンド装着時にも、その機能を使うことができますので、普段のリスニングポジションで聴こえてくる音を確認しながら、最適な聴取ポイントを探り出して下さい。

「TD307MK2A」は、床やサイドボードへの直置き、天井取り付け、別売り専用スピーカースタンド「307DMK2A」でのフロア設置という、3WAYの設置が可能です。いずれの方法でも、角度調整機能を使うことができますので、常に最適な聴取ポイントを探ることが可能になります。

ワーキングチェアなど、座面が高めの椅子に座って聴く場合には、少し角度を上向きに。ソファーなどで、くつろぎながら聴く場合には、少し角度を下向きに。スピーカー本体の角度を上下に変化させるだけで、より明瞭な音像が得られます。

限られたスペースに複数のスピーカーを設置する場合、やむを得ず、スピーカーを壁や天井に埋め込むという手段をとることがあります。しかし、その方法ではスピーカーが発する音や振動が壁の内部や天井裏にまで伝わり、著しく音質を低下させることに繋がります。

しかし「TD307MK2A」なら、これまでは選択肢になかった「天井取り付け」が可能になるため、音質を犠牲にすることなく、理想的なリスニング空間、サラウンド環境を手にすることができます。


仕様

スピーカーユニット 6.5cmコーン型フルレンジ、パルプ
再生周波数帯域 100Hz~25kHz(-10dB)
能率 80dB/W・m
許容入力(定格/最大) 12W/24W
インピーダンス 8Ω
角度調整 通常時:-25°~30° 左右方向:360°、天井・壁面取付時:-25°~90° 左右方向:360°
外形寸法(mm)W130×H195×D176
質量(1本) 約1.5kg
付属品 保護ネット×1個、落下防止ワイヤー×1個