■著者堀江敏幸■内容紹介ユセンにしないと出てこない味なのよ―心にとまる言葉や思いを「湯煎」にかけ、日々を身体に染み込ませる。氷の中に眠る狩人、焼きいも屋さんの落とし物、パリに歩いてやってきたキリンの子ども…熱が通りきらなかった部分に目を凝らせば、流れゆく時の切実な一瞬があらわれる。心の奥の塊を、やわらかな火であたためるエッセイ集。■シリーズ名等中公文庫 ほ16-8