この練習曲集にある曲は、どの曲もある目的をもって、全体的にコーラス・アンサンブルの向上を目指して作られた。全体が「言葉」ではなく、ヴォカリーズを用いているのは、声そのもの、響き、アンサンブルに重点をおいたためで、母音による練習は基本と考えたからです。これらの曲は著者の指導する合唱団のために5年の間、実際にひとつひとつ必要を感じながら作られたものである。
 「各パートの充実/声質の調整・統一」「ポリフォニックなアンサンブル」「フレーズ感」「和音の響きと特徴」「リズムとデュナーミク」の習得に重点