2012年なにわコラリアーズの委嘱により初演された約11分20秒の単一楽章の合唱曲。テキストは詩集「詩の樹の下で」に収録されている。どこかファンタジックで空の始まりを色々な生物の視線で描きあげるテキストに、空の広さを表すような雄大で、時には繊細な音楽が絡み合って展開する。合唱は二群であるが、ユニゾンも多用されるなど、導入部とその再現部を覗き、比較的分かりやすいスタイルとなっている。<まえがき>「虹の木」は2011年末に出版された長田弘さんの詩集『詩の樹の下で』(みす