■著者
末延芳晴
■内容紹介
荷風文学の核心、若き日のアメリカ体験とは何だったのか。『あめりか物語』『西遊日誌抄』など、徹底したテキスト解読と現地踏査によって、まったく新しい荷風像を浮かび上がらせ、話題を呼んだ画期的評論。「性愛」と「非戦」の思想の謎に迫る書き下ろし二章を増補した決定版。
■目次
船室夜話;タコマージャップの壁を乗り越えて;二十世紀の魔界―セントルイス万国博;シカゴなる闇の中;ハドソン河を渡って;アズベリー・パークの夏の海;女たちは空飛ぶ鳥のように;ポトマック河畔に咲いた恋;雪降り頻る夜のメトロポリタン・オペラ;コニー・アイランドの暁;支那街の夏の夜;タイムズ・スクェアーの夜の女;セントラル・パークの落葉;スタッテン・アイランドの蛍;ああ、アメリカの山も水も;ローン河のほとりで;ジャズとダンスと共に蘇る「あめりか」
■シリーズ名等
平凡社ライブラリー 560