ヨーロッパの老舗弦メーカーThomastik-Infeld社は戦前「音楽の都」ウイーンにてガット(羊の腸)弦の会社として設立。その後、金属を素材とする楽弦の開発・製造に成功。とりわけ戦後同社が作り出したジャズギター弦、フラットワウンド弦はアーティストの間で口コミで広がり、今や唯一無二の伝説的な存在となりました。

本当のフラットワウンド弦(グランドワウンド“削り出し”や、コンプレスドワウンド“圧縮”ではない物)とは時間と技術を惜しまず、ガラスの表面のように磨きこまれたリボン状のニッケルを丸い芯線に巻いていったものです。
Thomastikフラット弦は、芯線と巻き弦の間にはわずかな隙間もなく密着しているため、振動を可能な限り自然な状態にすることが出来ます。この結果がトラディッショナルなジャズプレイには欠かすことの出来ないオーバートーンを完璧なバランスで生み出すわけです。