脳性麻痺で寝たきりの詩人が日常から受ける様々な思いを、同じ女性ならではの視点で捉え、言葉を大事にしたメロディと気持ちの移ろいを感じる和声を用いて表現した作品。<まえがき> 2015年4月、何気なく手に取った新聞の一面に目が止まりました。そこには「声なき詩 命の証し」のタイトル。脳性まひのため寝たきりの生活を続けながら、「心をかいほうするためのしゅだん」としてわずかに動く指先で詩を紡ぐ、二十歳(当時)の詩人・堀江菜穂子さんの記事が載っていました。 私は、菜穂子