19世紀の大演奏家のセンスとテクニックを受け継ぎ、多彩な表現力から多くの演奏家の尊敬を集めるバルダ。その演奏

から人物までを凝視し描ききった、著者ならではの渾身の一冊。

目の前の一秒が過ごせない気分、明け方になるとホテルの窓から飛び降りてしまいたくなる気分。表面にはあらわれな

い内的恐怖と戦うピアニストのプレッシャーを、通常の何百倍も感じてしまうバルダ。・・・そんなバルダに感応し、彼の

才能を愛し、やっかいな性格に困らせられつつもステージをつくってき