■著者
大塚英志
■内容紹介
世界に誇る日本のまんがやアニメーションは、手塚治虫の手法で語られることが多い。だが、前史を丹念に追っていくと、その起源は一九三一~四五年の十五年戦争期にあった。当時、まんがやアニメーションがプロパガンダの一端を担っていく中で、ディズニーのアニメと、エイゼンシュテインをはじめとするロシアアヴァンギャルドが奇妙な邂逅をみたのだ。両者の統合によって生まれ、洗練された美学が手塚らに影響を与え、現在のジブリへとつながっていく。日本まんが史の再構築を促す画期的論考。
■シリーズ名等
角川叢書 53