シリーズ第2期第2回配本。ベートーヴェン以後のドイツ音楽の正統的な継承者としてだけではなく、パレストリーナ、バッハ、ヘンデルなどのルネサンス・バロック期の音楽や、ドイツ民謡やチャルダーシュなどの民俗音楽を、作品校訂や編曲などを通して紹介し、さらにみずからの様式に積極的にとりこんで、多層的な音楽宇宙を構築した巨人作曲家ブラームスの実像を描き出す本格的評伝。これまでの評伝がブラームスの人物像を描くことに重点をおいていたのに対し、本書では作品論をより充実させているところが特徴。[目次]<