■著者
吉田毅
■内容紹介
ここ20年ほどの間に急激に発展を遂げたわが国のサッカー界、その華やかな表舞台には立つことができず困難を余儀なくされる競技者が大勢いる。むろんサッカー界に限らず、他の各種目界においても同様の競技者は多かれ少なかれ存在するに違いない。本書は、さしずめ競技者が困難から再生していくための方途をめぐり、サッカー界における先人の足跡を辿ることを通じて、スポーツ社会学の立場からいくばくかでも実践的に寄与し得る知見を得たいとの意図を持つものである。言わば臨床的なスポーツ社会学の基点となる試みである。
■目次
第1章 主体的社会化論の枠組みの検討;第2章 アメリカ杯挑戦艇クルーへ転身したサッカーエリート;第3章 揺るぎないサッカーエリート;第4章 車椅子バスケットボール競技者へ転身したサッカーエリート;第5章 バーンアウトから再生したサッカーエリート;第6章 先行研究の動向と課題;補章 越境者ラモスの日本代表への道のり