■著者
星周一郎
■内容紹介
本書は、放火罪の客観的な成立範囲に関する問題点を分析して、公共の危険概念、焼損概念をはじめとする放火罪解釈に関するより妥当な結論を探究しようとするものである。またその検討を通して、刑法解釈学のあり方についても若干の考察を行っている。
■目次
第1章 放火の実態の統計的分析(わが国における放火の実態;都市部における放火の特徴 ほか);第2章 公共危険犯論の検討(わが国における従来の公共危険犯論;ドイツにおける公共危険犯論 ほか);第3章 焼損概念の検討(従来の判例および学説;ドイツにおける放火罪 ほか);第4章 放火罪解釈の方向性(構成要件概念と抽象的危険犯;放火罪における公共の危険の意義と構成要件解釈 ほか)