本書では、よく知られたジャズのスタンダードナンバーのコード進行に対して、シンプルながら必要十分な和音構成(ヴォイシング)を提示しています。一曲について提示されるヴォイシングパターンはスプレッドヴォイシングとルート音を省いたクローズドヴォイシングの二種類です。前者はルート音が入った、音域が1オクターブを超えるヴォイシングを基本としたもので、歌の伴奏などにおける基本パターンとして活用できます。後者はベースが入ったアンサンブルにおいてピアノが右手でメロディやソロを弾く時の左手のパターンとして覚えておくべきものと