ビンチェ種のじゃがいもを使った
フランス産フレンチフライ

アメリカ、カナダのポテトとは味わいが違います!
まずはじめにお断りさせて頂きますが、アメリカやカナダ産のポテトが不味いというわけではございません!
アメリカやカナダでフライにされるジャガイモはアイダホやラセットと呼ばれる品種が多く、皮が薄くて加熱することでホクホク、ホロホロとした食感になるジャガイモです。ファーストフードチェーンなどで一般的に使われているフライドポテトのイメージですね。日本で一般的な品種で近いのは男爵イモでしょうか。マッシュしてコロッケやポテトサラダにしたり粉ふきいもにすると旨いアイツです。
それに対し、本商品で使われているビンチェ種はどちらかというとメークインの様に煮物や蒸し芋にしても型崩れに強くジャガイモの食感を損ないません。このように熱に強いビンチェ種で作られたこのフレンチフライは油で揚げてもしっとりとした食感を保ちジャガイモそのものの甘みを感じることができます。
フレンチやイタリアンでよく使われる手法としてフライドポテトにローズマリーなどで香りを付ける揚げ方がありますが、一般的なアメリカやカナダなどのフライドポテトよりもこのフランス産のポムアリュメットは揚げても水分をしっかりと保持しているために、よりふんわりとした良い香りが付くのも特徴です。フレンチやイタリアンで使われるフライドポテトに香りを付ける上手な調理方法は下でご紹介します!
フライドポテト専用といっても過言ではないビンチェ種
ジャガイモは様々な気象条件の下で育てることが可能なとても強い植物で、世界中でよく食べられている野菜の一つです。日本国内だけでも様々な品種のジャガイモが登録されていますが、煮物に向いていたりマッシュして調理するのに向いていたりと品種によって色々な特性を持っているものです。
このフランス産のポムアリュメットに使われている「ビンチェ種」という種のジャガイモは元々は、第一次大戦前後の食糧難だった時代にオランダで比較的栽培が容易だったのと芋の付きが良かったことから重宝されていた種でしたが、戦争が終わり食糧事情が改善されてくるとオランダで一般的に食べられる蒸し芋として食べるのにもっと美味しい品種が出てきたことでビンチェ種の生産は右肩下がりとなっていました。
そんなビンチェ種不遇の時代を経て、フランス・パリでこのビンチェ種をフレンチフライ(フライドポテト)にするととても美味しいということが知られてビンチェ種の人気はフランスをはじめ、ヨーロッパ各地へ広がっていきました。ビンチェ種はヨーロッパの風土や気候にあっている為か安定した品質で生産できるため今では「フライドポテトといえばビンチェ種!」と言われるほどフランスなどでは定番のジャガイモとなりました。
このポムアリュメットはビンチェ種のジャガイモを角切りにした後、さっと油通ししてあるだけの商品ですので170℃前後の油でカラッと揚げるだけですぐに食べられます。
一手間でプロの味!
フレーバーポテトの揚げ方
フレーバー付きのポテトはファストフードなどでパウダーをまぶして作るイメージがあると思いますが、フレンチやイタリアンでは油で揚げる前に一工夫することでフレーバーを付けます。簡単に出来ますのでちょっとオシャレなフレーバーポテトフライをお試し下さい。
鍋にハーブとポテトを入れる
鍋にポムアリュメットとローズマリー、ニンニクを入れて油を入れます。セージやオレガノ、タイムなどのハーブもお持ちでしたら一緒に入れます。油は一般的なサラダ油でもオリーブオイルでも構いません。
低温で「煮出す」
ここからゆっくりと低温でハーブとニンニクの香りを油に移し、その油からポテトへ香りをさらに移します。160℃前後の低い温度でクツクツとポテトに火が入るまでゆっくりと時間をかけましょう。ポテトを取り出して菜箸などで潰して中までホクホクしてたらそこでOKです!この時点でポテトに揚げ色が付いてしまっていると油の温度が高すぎるか揚げ時間が長過ぎるかのどちらかですが、この後の工程でホクホクポテトを取り戻せますのでご安心を。
高温でカリッと仕上げ!
ここまでくれば香りは十分に付いていますので、最後に高温でカリッと仕上げます。一度油からポテトとハーブ、ニンニクを取り出して油を170~180℃まで加熱してからポテト、ハーブ、ニンニクを油に戻してカリッとするまで揚げたら油を切って塩を振って完成です!油から一度ポテトなどを上げるのが面倒ならそのまま加熱して180℃くらいまで油の温度を上げてポテトの表面をカリッと仕上げてもOK!一緒に揚げたハーブは砕いてポテトと混ぜても添え物にしても良いですよ。