アンリ ジロー フュ ド シェーヌ — シャンパーニュ愛好家だけではなく、上質なワインを好む人にも楽しんでいただける味わい。長期保存できるワインの特性を備え、今から数年後でも愉しめる。

「フュ・ド・シェーヌ」とは「木樽」の意味。シャンパーニュ地方のアルゴンヌの森の樫で作られる特別な樽で12カ月熟成されたシャンパーニュ。

ブドウは完熟するのを待って全て手摘みし、果汁の圧搾後は低温浸透法で清澄、6年の瓶内熟成後、手作業で瓶内発酵時に生じた澱が取り除かれます。この創意工夫によって、スペシャルな味わいのシャンパーニュが生み出されているのです。

洗練された美しくクリーミーな質感。煮詰めたカシスやプラムの豊かな香りと、香ばしいトーストのようなアロマ。このシャンパーニュの凝縮された複雑なアロマを楽しむにはボリュームのあるフルートグラスで少し高めの温度がお勧めです。

リッチでパワフルな印象。柑橘系とスパイス系がほどよく混ざった、ふくらみのある味わいは、樽の風味が見事に調和した好例と言えるでしょう。温度が上がっても、また空気にふれて炭酸ガスが消えてもとても飲みやすく、とても個性的なシャンパーニュ。余韻には蜂蜜やすりおろしたココナッツ、生姜のニュアンスも感じられます。

今から数年間後でも楽しめ、長く保存できるワインの特性をすべて備えています。シャンパーニュ愛好家だけでなく、上質なワインがお好きな方にも楽しんでもらえる味わいです。

アペリティフとしても、また食中酒としても楽しむことができ、フォラグラやパンデピス(あまり甘くないもの)、魚介類のキャセロールのクリームソース、お肉のソース添え、ヴューコンテのような成熟したチーズ、ヤギや子羊のハードタイプのチーズと良く合います。

また、すっきりしたデザインのボトルとコルクは、デザイン性に優れ、テーブルにそのまま置けるような美しい仕上がり。食卓の華として、その場の雰囲気を盛り上げてくれることでしょう。

洗練された流線型のボディ。それに似合わぬリッチでパワフルな印象の味わいがパーティーの華になる。

フルートグラスにいれると泡がしっかりと絶え間なく立ち上がりとても美しく、香りも味わいも複雑なアロマが感じられ、調和がとれている。温度が上がっても、また空気にふれて炭酸ガスが消えてもとても飲みやすく、とても個性的なシャンパーニュ。※専用BOX付き

アンリ・ジロー

ヨーロッパ上流階級で愛飲されていた「幻のシャンパーニュ」

メゾン・アンリ・ジローの歴史

アンリ・ジローの歴史は、17世紀初頭に遡ります。ルイ13世統治下の1625年、創業者のフランソワ・エマールがシャンパーニュ地方でも良質なブドウの産地として有名なアイ村に畑を手に入れました。これが、現在のアンリ・ジローのシャンパーニュが高い評価を受ける大きな理由となります。10世紀以前から、石灰質の土地であるシャンパーニュ地方はシャルドネやピノ・ノワールなど良質なブドウを生み出す地として知られており、中でもアイ村のピノ・ノワールは評価が高く、17世紀にシャンパーニュ造りが始まった頃には、多くのメゾンがアイ村産のピノ・ノワールを欲しがったといいます。

16世紀初頭から、アイ村はシャンパーニュ地方において、ワインのAOCとして認定され、現在、アイ村にある323の区画のうち、グラン・クリュに認定されているのは17区間。その高品質のブドウは、プレステージュ級のシャンパーニュにおいては、もはや欠かせないものとなっています。

アンリ・ジローのシャンパーニュがさらに進化したのは、20世紀の始めの頃のこと。マルヌの戦いに騎兵として参加していたレオン・ジローが、エマール家の娘と結婚したことが現在のアンリ・ジローにとって大きな転機となります。レオン・ジローはシャンパーニュ造りに愛情と情熱を持っていた人間で、当時、フィロキセラ(ブドウネアブラムシ)により壊滅状態にあったブドウ畑を、彼自身の研究と絶え間ない努力によって復興させたのです。それは特定のアメリカの苗木を接木するという、当時としては最先端の技術でした。

現在、12代目のアンリ・ジローは、彼の精神を受け継ぎ、シャンパーニュのさらなる向上を目指しています。

アンリ・ジローのシャンパーニュ造りとその個性

繊細にして芳醇、奥深さと複雑性を兼ね備え、味と香りの奥からフィネスが感じられる、エレガントな飲み心地…それが、アンリ・ジローの個性。その唯一無二の味を支えているのは、なんといっても良質のブドウにあります。アンリ・ジローがアイ村に有するブドウ畑は約8haで、それらはすべてグラン・クリュに格付けされています。栽培されるブドウの種類はピノ・ノワール70%、シャルドネ30%。

ブドウ本来のピュアな味わいを生かしているのが、今も頑固なまでに守り続ける伝統製法。ブドウはすべて手摘みで、収穫されたブドウは酸化を防ぐため、すぐに醸造所へ運ばれます。そして不純物は完全に取り除かれ、プレス機にかけられます。特筆すべきはこの圧搾後の処理でしょう。アンリ・ジローでは1990年以来、シャンパーニュ地方において唯一、低温浸透法システム(ブドウジュースが圧搾されて出てくると、特別なコンプレッサーによってゆっくりと10度まで温度を下げるシステム)を導入しています。こうすることで、衛生面において有益なだけでなく、同時に雑味成分とブドウジュースが完全に分離するなど、多くのメリットが得られるのです。そしてその後、複雑なアロマをもたらすため、特別にあつらえたアルゴンヌの森産の樫の樽でゆっくりと発酵させます。この特別なオーク樽を使うことで、シャンパーニュにグレープフルーツやバニラ、ココナッツといった複雑な香りが生まれるのです。

ラインの中でも、メゾンの哲学が最も反映されているのが『フェ・ド・シェーヌ』。1年間オーク樽にて熟成、7〜8年の瓶内熟成の後、澱引きも手作業によって丹念になされるこの1本は、まさに「至高」のシャンパーニュといえるでしょう。アイ村のピノ・ノワールの魅力が存分に味わえる類まれなるシャンパーニュ、それがアンリ・ジローなのです。

洗練された美しくクリーミーな質感。煮詰めたカシスやプラムの豊かな香りと、香ばしいトーストのようなアロマ。柑橘系とスパイス系がほどよく混ざった、ふくらみのある味わい。香ばしいトーストのような風味。余韻には蜂蜜やすりおろしたココナッツ、生姜のニュアンスも感じられます。リッチでパワフルな印象のシャンパーニュです。

色・タイプ 白・泡/辛口
品種 ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%
容量 750ml
産地 フランス シャンパーニュ