お江戸コラリアーず委嘱作品。2011年8月初演。
テキストは詩編126「涙をもって種蒔くものは、喜びの声とともに収穫するだろう」のドイツ語訳。「種を蒔く」をキーワードに、ミレーの絵「種を蒔く人」のイメージを連想し、さらにキリスト教との関連で詩編126に辿りついた。曲中では「Trane(涙)」と「Freude(喜び)」が重要なモチーフとなって現れる。種の芽吹きは死からの再生を意味し、その延長上に「Freude」が位置づけられる。が、「Freude」の語句は途中、ピアノの音塊によって暴力的に切断されてし