■著者佐倉井シオ■内容紹介発情期の訪れる特異な体質をもち、男でありながら男と番うことで子を為す『月』―そんな月たちが密かに暮らす『邑』は、政府要人のための色里である。16歳で見世に出て既に12年。類稀な美貌をもつ古株の朔は、一度も身篭ることなくその人生を終えようとしていた。初めてを捧げた腹違いの兄への断ちがたい想い、そして米国人ウェインを巡る見世一番の売れっ子・望月との諍い。やがて運命の歯車は静かに廻り出し…。■シリーズ名等ラルーナ文庫