瀧廉太郎の《荒城の月》を無伴奏ヴァイオリンのために変奏曲として作曲したもの。パガニーニの《24のカプリース》のごとく、それぞれがヴァイオリン独自のテクニックを駆使した10の変奏曲から成っている。移弦、左手ピッツィカート、重音など、変奏曲ごとに味わいの違うものになっており、またそれらを自由に組み合わせることによって演奏者のレヴェルや演奏時間の都合に合わせることができる。また教育者ならではの奏法アドヴァイスとして、比較的難易度の高いテクニックが必要な変奏曲には取り組みやすいようにオリジナルのエチュードを付した