■著者小池真理子■内容紹介死ぬことを予期していたかのように、夫は家を買った。近所にはお寺があり、それは由緒ある佇まいをしていた。結局、共に暮らすことができないまま逝ってしまった彼が、「帰って」くる。私は、「おかえりなさい」といつものように迎えるが、ある日―。(「流山寺」)現世と異界が交錯し、あわいにたゆたう、強烈で甘美な想いが、恐怖の調べとなって紡ぎだされる幻想怪奇小説集、全八編収録。■シリーズ名等集英社文庫 こ11-32