※画像は開発中のものとなります。

【商品内容】

2013年1月にPC版にて発売し大好評を得た

『大図書館の羊飼い』

同年8月にスピンアウトソフトとして発売された
『大図書館の羊飼い-放課後しっぽデイズ-』

ファンディスクとして2014年3月にPC版が発売された
『大図書館の羊飼い-Dreaming Sheep-』

この3 本が詰め込まれた上に、本作で初登場となる新ヒロインも加わり、
描き下ろしの新規CG も大量に増えた『大図書館の羊飼い-Library Party-』が
PlayStation(R)Vita に登場!!

「汐美学園を、もっともっと楽しくしませんか?」


何か悪いものでも食べたのか、彼女白崎つぐみは言った。
前振りがあったわけでもない。

それ以前に、彼女と知り合いだったわけでもない。
唐突に、白崎は言ったのだ。


「そういう話なら、生徒会に掛け合った方が

                  いいと思うけど」

と、喉まで出かかった言葉を腹の底まで押し戻したのは、俺筧京太郎の悪癖だった。

情に棹させば流される、とは有名な小説の一節だが、しばらく後の俺の心境はまさにそれだ。
川の果てまで流れ流され、河口付近を漂っていた俺の周囲には、同じように流された奴らが集っていた。

桜庭玉藻、御園千莉、鈴木佳奈、高峰一景、

そして、なぜか通りがかる、小太刀凪
最高の読書空間だった部室は、もはや昼休みの教室と変わらない有様だ。


今日もまた、寄り道だらけの活動が始まる──

巨大な汐美学園にあって、二人しか部員がいない
「ネコ写真部」

ひたすらネコの写真をとり続けるという部活動だ。

そこで主人公の桐島慶と、幼なじみの土岐のぞみだけが
活動しているところに、二人の田舎から
妹分である藤宮朔夜がやってきた。

「慶ちゃん、泊めて!」

─なんでも、家出同然に家を飛び出してきたのだという。

朔夜の実家は古い旅館を営んでおり、
街を出ることに反対されているのを振り切って、
汐美学園に入学してきたのだった。

そんな朔夜もネコ写真部に入ったところで、学内一
ネコが集う通称『ネコ広場』に新校舎建設との報が。

三人の生活はどうなるのか、そしてネコ写真部は……。

「図書部は永久に不滅ですっ!!」

高らかに謳い上げる佳奈すけはスルーして、
今日も図書部は平常運転。
他愛もない冗談を飛ばしつつ、無茶な依頼に立ち向かう。

春から代わり映えしない俺たちだが、
一つだけ明らかに変わったことがあった。それは──

俺の隣に、いつも『彼女』がいるってことだ。

周囲は、『バカップル』だの『消え去れ』だの
『野生の王国』だの言うが、まったく意味がわからない。
俺は、どっちかと言えばドライな方だし、そこらの奴らみたいに人前でイチャついたりしない。
模範的カップルとして表彰されてもいいくらいだ。

「俺たち、清く正しく付き合ってるだけだよな?」
隣の彼女に問いかける。
「ぼふぉふぉふぉふぉ」
「……」


いつの間にか隣に座っていたデブ猫を速やかに黙らせた。
今日も図書部は平常運転。
春から代わり映えしない俺たちだが、

もう一つ変わったことがあった。それは──

あの頃より、今の方が何倍も楽しいってことだ。




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