プロ並の音楽の素養を持つ耳鼻咽喉科の開業医と、少ない肺活量ながら柔らかく、よく響く声を特徴とする声楽家が、のどや声帯に負担のかからない理想的な発声の方法を解き明かす。無理な発声をして医院に駆け込んできた患者の「ポリープ」や、声の酷使による慢性的な声帯の変化など、24ページにわたるカラー内部写真は、医師ならではの財産で、ここまで公開された例は医学の専門書以外にない。第1部発声法、第2部声帯の病気と対処法に分かれ「声がかすれたときに自分でできること」で終わるアドヴァイスは、声を出すすべての人に大切な提言となっ