◆フロントエンド
■高ダイナミックレンジ
精密な入力フィルタとアンプは、全帯域にわたって感度と
大入力特性のバランスを考慮して設計されています。
低いフロアノイズと相まって、高ダイナミックレンジを
実現しています。
■入力フィルタ
5kHz-3.65GHzの間を20バンドに分割した
入力フィルタを装備しています
フィルタ部分の設計には最新のツールを活用し、最適な
特性と無調整化を実現しました。
高精度な部品を、適宜使用し特性の偏差 を最小限に
抑えています。
無調整化と相まって製品間の特性のばらつきが
非常に少なくなっています
また、0.5kz-2.5MHzの区間は、可変フィルタを
採用しています。
ラジオ周波数帯における大入力特性の向上に寄与しています。
■アンプ
周波数帯域ごとに適切なデバイス、回路構成を選択し、
感度と大入力特性のバランスを考慮して設計されています。
各バンド間の感度・大入力特性の偏差が極力少なくなるように
設計されています。
入力アッテネータは
(OFF/10/20/30dB)および、プリアンプON/OFF機能(30MHz以下)を装備
素性のよい入力アンプとの組み合わせでさらに広い入力レベルに
対応することが可能です。
◆局部発振器
■低雑音
新開発の自社製VCOを搭載し、従来の広帯域受信機に比べて大幅な
低雑音化を実現しました。
5kHz-3.65GHzの広帯域に渡って低位相ノイズを達成しています。
(-90dBc/Hz以下 (-95dBc/Hz typ) 10kHz offset)
5kHz-3.65GHzを3個のVCOでカバーしています。
WR3600では、最適な特性が得られるようVCOの回路構成から見直しました。
広い周波数可変範囲と低位相雑音特性を高いバランスで両立させています。
■高精度基準発振器
VCOと共にPLL回路の低雑音化の要となる基準発振器には、
特に位相ノイズの低いVCTXOを採用しました。
周波数精度±1.0ppm、広い温度範囲に渡って極めて安定した動作を
実現しています。
オプションでさらに高精度の基準信号(±0.1ppm)を
搭載することも可能です。
■構成
高速周波数設定を実現するためには、現在ではDDSを活用するのが
有利な方法です。
WR3600では、低内部スプリアスと低消費電力を実現することに重きを
おき、PLL方式を採用しました。
周波数の設定時間は、PLL回路の設定と周辺回路の適正化、
高性能CPUの採用などにより、PLL方式ながら 120ch/Sの
高速応答を実現しました。
そして従来機と比較して大幅に少ない内部スプリアスを実現しました。
微弱な、アンテナからの真の入力信号をとらえることが可能です。
またWR3600の特色として、周波数サーチのような決められた
ステップでの周波数変更だけでなく、メモリスキャンなどランダムで
大幅な周波数変更においても速度の低下はわずかになるように
設計されています。
■同期
外部基準信号入力を装備しPLL基準を外部の基準信号に同期させることができます。
IFセクション
外部IF出力
3種類のIF出力を選択して使用することができます。
10.7MHz帯域幅10MHz
WR3600のメインのIF出力になります
帯域幅10MHz AGCは経由しておりません。
低歪、低雑音、高リニアリティのバッファアンプを装備しています。
デジタル変調信号をはじめ、あらゆる受信信号を安定して
出力することができます。
10.7MHzIFフィルタリング出力
第2IFフィルタ(水晶フィルタ)を通過した後のIF出力になります。
BW設定に連動して帯域幅が切り替わります
(3kHz/6kHz/15kHz/30kHz/110kHz/220kHz)
455kHzIFフィルタリング出力
第3IFフィルタ(セラミックフィルタ)を通過した後のIF出力になります。
BW設定に連動して帯域幅が切り替わります
(2.4kHz/5.5kHz/7kHz/15kHz/30kHz/220kHz)
◆復調機能
DRM受信対応
DRM復調用の信号を出力することができます。
PCのオーディオ入力と『DREAM』などの復調ソフトウェアを
使用することでDRM放送を受信することができます。
◆入力レベル測定機能
◆サイズ
135(W)x 85(H)x 224(D) mm(WR3600) 1.7kg
周波数帯域 10kHz-3.6GHzFM,FM(STEREO),AM,USB,LSB,CWモード(1)5kHz~3650MHzの全周波数範囲において、きわめて安定した受信性能、低内部スプリアス。(2)低雑音性能(低位相ノイズ)、高ダイナミックレンジ。(3)高速サーチ、スキャン動作。(4)アルミダイカスト筐体、小型、軽量、低消費電力。(5)既存システムの置き換えも対応可能な、各種インターフェイス機能。