■著者
丸山広人

■内容紹介
発達障害や人間関係などが理由で、学校にうまく適応できない子どもたち。長年にわたるフィールドワークと事例研究によって、教育現場で生起する彼らへの治療的なかかわりを見いだし、新しいコンサルテーションの方向を指し示す。理論と実践とが見事に結び合う生きた臨床の書。

■目次
学校で作用している心理臨床の知;1 学校臨床における課題と本書の方法(学校での心理的援助の展開と課題;学校での支援における三つのアプローチ;学校への生態学的アプローチ;学校不適応的児童・生徒への接近方法);2 小学校における学校不適応的児童の学校生活とその支援(教室の多動児に対する生態学的視座からの理解;子どもの経験世界に即した支援;多様なシステムにかかわる巡回相談);3 中学校における学校不適応的生徒の学校生活とその支援(学校におけるエンパワーメントとディスエンパワーメント;チーム援助に影響する場の力と対応枠組みが崩壊する意味;異空間的な居場所としての相談室);学校臨床における生態学的アプローチ