信長貴富が宮澤賢治不朽の名作『銀河鉄道の夜』の音楽化を試みた意欲作。童話のテキストから「ケンタウルス」「三角標」「金剛石」「ちらちら」「ガッタンコ」などの語句の断片を素材に構成するユニークな作品。作品には「星めぐりのうた」の一節や「双子の星」など、別の詩作からも引用されており、宮澤賢治の文学世界を俯瞰しているようでもある。終始多彩な音(音響)が次々に登場する。銀河を旅する高揚感や、この童話独特の現世と冥界の狭間を彷徨っているかのような神秘的な雰囲気など、聴き手には様々なイメージを想起させる。広島を拠点に活