ピアノに向かい、自分と対話しながら、響きにみみをすます。そんな静かで充実した時間を与えてくれるピアノ曲集。全曲新たな書き下ろしで、初級から中級位の技術で弾くことが出来、一音一音を味わい、タッチの感触を確かめながら弾くことによって、シンプルで透明な響きの中から、弾くたびに新しい表現やこれまで知らなかった気持ちが生まれていく。小節線がなかったり、繰り返しを多用する、サティのようなこの不思議な音楽は、2011年に発表したピアノ曲集「こころの小箱」と同様に「心の中からこぼれ落ちたいろいろな気持ちが音になった」もの