「ツェルニー40番・50番」「モシェレス」「ケスラー」「クラーマー=ビューロー」などと並ぶ中~上級者用の練習曲集で、音楽大学の試験課題としても選ばれることの多い定番練習曲です。

 クレメンティは80年の人生の最晩年に集大成とも言える100曲の練習曲《グラドゥス・アド・パルナッスム》を完成しました。後年、ピアニストのタウジッヒが技巧的な29曲を選曲・校訂(や音の加筆)をしたものが、現在の定番になっています。
 全音版は初版を第一次資料として、本来クレメンティが目指した「厳格かつエレガント