■著者ドニ・ディドロ王寺賢太田口卓臣■内容紹介人間は誰しも、次の瞬間にはどちらに転ぶとも知れない曖昧で危機的な生を生きていくしかない。この酷薄きわまりない世界認識を、一片の悲哀を混じえることなく、ひたすら快活な笑いをもって描ききったところに、この傑作の真骨頂がある。破天荒なストーリー展開・脱線につぐ脱線のメタフィクション。クンデラやブレッソンを魅了した18世紀の小説が新訳でよみがえる。