新ヴィーン楽派の「第三の男」アルバン・ベルクは、シェーンベルク、ヴェーベルンとは異質の前衛的な創作姿勢を貫いた。厳格な十二音技法に囚われず、柔軟かつ自在な書法を駆使して独自の音響像を追究していくありかたは、むしろ後期ロマン派の伝統に位置する。『ヴォツェック』『ルル』『ヴァイオリン協奏曲』『抒情組曲』等、寡作の作曲家ゆえの珠玉の作品群にはそれぞれのドラマがあった・・・・・・。その創造の歩みを、20世紀前半の激動期を背景に、多彩な人間関係を織り交ぜてダイナミックに活写する。 この商品はお取り寄せ商品です。