ゴヨウマツ<五葉松>は日本の本州・四国・九州に分布するマツ科マツ属の常緑性針葉樹です。
樹高は15~25m、樹形は若木では緻密な円錐形ですが、成長すると扁平な樹冠を持つ不規則な樹形となります。
樹皮は若木では明るい灰色で滑らか、老木では暗灰色となり、鱗状にはがれ落ちます。
針葉は五出葉で長さ2~6cm、葉色は青緑色です。球果(松かさ)は長さ4~7cmの長卵形です。
ヒメコマツとも呼ばれます。

変種に北海道と本州の中部地方北部の日本海側に分布するキタゴヨウ(学名 Pinus parviflora var. pentaphylla)があり、
両種の変異は気温に依存して連続的とされますが、外見上の違いとして、キタゴヨウは、樹皮がより大きくはがれること、
針葉が3~8㎝と長く、硬いこと、球果(松かさ)が長さ6~10cmと大きく、成熟すると鱗片が直角に近い角度に開くこと、
種子の翼が硬く種子よりも長いこと(ゴヨウマツ(ヒメコマツ)では種子の翼は薄くもろく、種子よりも短い)などが
挙げられます。

盆栽愛好家はゴヨウマツの植物学上の分類には関心を払いませんが、日本三大五葉松とされる吾妻五葉松、那須五葉松
および四国五葉松は、それぞれの自生地から考えて、前二者はキタゴヨウ、あるいはキタゴヨウとハイマツの交雑種である
可能性が高く、後一者はヒメコマツであると考えられます。

ゴヨウマツの種子は外見は立派でも中の胚が乾燥・萎縮している場合があり、このような種子は発芽の可能性
はありません。
このような種子を取り除くため、仕入れ後に種子をひと晩水に浸し、沈下した種子のみを販売します。

種子は一昼夜の吸水後、休眠打破のために3ヵ月程度の低温湿潤処理が必要とされます。

<かんたんな低温湿潤貯蔵の方法>
   1.吸水後の種子をチャック付ポリ袋(ジップロックなど)へ封入します。
   2.冷蔵庫へ入れ、5℃以下で貯蔵します(ただし凍結は不可)。
    ※貯蔵中に種子が乾燥しないよう注意してください。

ご注文後、7~15日ほどで到着致します。輸送状況により前後の場合もございます。