■ストーリー
帝国の威信を一身に背負い、帝国の耳目として地方領主を監督する権限を持つ『巡察使』は、 領内の孤児を集めて帝国が直接育成する機関で育てられる施設で 特に優秀な成績を収めたものだけが就くことの出来る栄誉在る地位であった……建前上は。
法的には皇帝の代行として行政、徴税、裁判等を独自に行う権限を持つ巡察使は 帝国が安定するための屋台骨と言われているが、残念ながら、現実は閑職である。
帝国を構成する多くの地方領主は巡察使を煙たがっており、 よほど大規模な不正でもない限り、 巡察使がその職権を行使することはないのが慣例となり形骸化が進んでいるのだ。
そして皇帝の威信があるとはいえ巡察使自信は貴族ではない為、 政治力で圧迫される事も多い。 主人公である新米巡察使は、巡察使になって3年目。 いきなり何もない辺境の巡察への着任を命ぜられてしまう。
直前の研修任務で、大貴族の風情蓄財をあっさりと証拠完備で発見して 皇帝に報告したことで大貴族の恨みを買い、 やっと一人で任地に赴けるようになったばかりなのだが、地方に飛ばされてしまったのだ。
期待された任務を果たした途端に訪れた不幸に、本人は意気消沈したが、皇帝自身から 「……すまん」と言われたことで、「自らが帝国を救わなければならない」 と情熱を持つに至る。
しかし現実は何もない牧歌的な辺境を巡察しろという任務。
彼は「めざましい成果をあげて、帝国に返り咲き帝国を立て直す」という大望を胸に、 最初の任地に赴く。
ところがそこにいるのは人なつっこい村人達と、 ぼろぼろの城に住む気位の高いお姫様だった。 歓迎されざる客である巡察使は、みんなに溶け込むことが出来ない。
当初税収を増やそうとしたり、隣国との密通を疑ったりする主人公だが、 次第に村人達の本当の暮らしと温かい心根に惹かれていく。 ただただ真面目に任務のために動く主人公の気持ちが伝わり、打ち解けていくにつれ、 自分のような孤児を生む帝国末端の現状を理解することになる。
そして主人公はこの村を立て直して村人達を豊かにし、 「今までの倍、税金が払えるようにしてやる!」という、 村人達が苦笑いするしかない目標の為に奔走することになる。
村人達も彼に協力して村おこしが成功していくにつれ、今度は「主人公を村に引き留める」と いう意志の元に一致団結し、領主の娘を始めとする村の美女達が頑張ることに。
波乱万丈の村おこしラブラブアドベンチャー、ここに開幕!
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