長くB6判で親しまれてきた歌劇「フィガロの結婚」序曲のリニューアルを機に、「ドン・ジョヴァンニ」と「コシ・ファン・トゥッテ」も加え、いわゆる「ダ・ポンテ三部作」序曲を1巻にまとめた。解説は「ダ・ポンテ三部作」に関して論文発表の実績もある大分大学の松田聡。作曲者がこれらの序曲で何を表現しようとしたか――本編のどの部分を引用したのか、あるいは引用しなかったのか、それはどの登場人物のどの歌詞に対応しているのか、など詳細な解説がまさに“目からうろこ”。序曲の聴き方が変わると、オペラ本編の見方も変わるだろう。楽譜に