■著者
シド・ミード
クレイグ・ホジェッツ
矢口誠

■内容紹介
比類なきイマジネーションと圧倒的な画力を誇るシド・ミードは、現代最高のアーティストのひとりとして、限りない尊敬を集める巨匠である。カーデザインから建築デザインまで、そのキャリアには目を瞠るような作品とプロジェクトがずらりと並ぶ。しかし、ミードの仕事でもっとも有名なのは、数々のSF映画で鮮烈なヴィジュアルを生みだしたコンセプト・アーティストとしての業績だろう。リドリー・スコット監督『ブレードランナー』の近未来世界やスピナー、『トロン』のライトサイクル、ジェームズ・キャメロン監督『エイリアン2』のUSSスラコ号―その斬新なヴィジュアル・イメージの数々によって、映画が描きだす“未来”を決定づけたヴィジュアル・フューチャリスト、それこそがシド・ミードなのだ。本書はミードが映画のコンセプト・アーティストとして生みだしたSFアート作品の集大成である。40年以上にわたるキャリアにおいて描かれた膨大な数のイメージ画、スケッチ、コンセプトアートから精選。これまで未公開だった作品も多数収録している。本書に収められた作品の数々は、ミードの技術と才能の全貌を明かしてくれるだけでなく、映画製作の舞台裏でどんなドラマが展開していたかを教えてくれる。映画史を変えた画期的デザインとアイディアに満ちた本書は、映画ファンのみならず、あらゆるジャンルのアーティストやデザイナーにとっても必携の書といえるだろう。