■著者
後藤雄太

■内容紹介
虚無主義の中にある「真実」を直視する。現代社会に浸透しきったニヒリズムをごまかさず受けとめた先に、まっさらな倫理―“歓ばしきエチカ”への道を切り拓く、雄大なスケールの倫理論。

■目次
第1部 虚無の系譜―ニヒリズムの思想史的考察(ニーチェ以前のニヒリズム;ニーチェのニヒリズム論;ハイデガーのニヒリズム論;ニヒリズム超克の陥穽―主体性をめぐって);第2部 存在の明滅―ニヒリズムの存在論的考察(ニヒリズムの“転回”;存在の無根拠性;存在の偶然性;存在の空性;存在の無常性;ニヒリズムの“解消”、あるいは“神性”への離脱);第3部 歓ばしきエチカ―ニヒリズムの倫理学的考察(「道徳」の崩壊―倫理的ニヒリズム;歓喜としてのモラル―存在の豊饒の中へ;美学としてのモラル―存在の荘厳に向けて)