アート・メタル・ワークス・カンパニーという金属加工会社が、20世紀目前の1895年に産声を上げました。翌年ニューヨークからニュージャージー州ニューアークに本拠を移すこの企業が、現在のザ・ロンソン・コーポレーションの姿です。創業者はルイス・V・アロンソン。ライター造りに本腰を入れるのは1910年のことでした。火芯の付いた棒状のヤスリを本体から引き抜き、底部の溝にマッチのように擦り付けて着火させる最初の製品「ワンダーライター」は、すぐに好評を呼び、次いで製造を始めたテーブルライターと共に大きな利益をもたらしました。1927年には世界初の全自動ライター「バンジョー」を発表し、世間を瞠目させています。