■著者古川薫■内容紹介安政4年11月12日夜。西郷吉之助(隆盛)が白石正一郎邸浜門(下関)のトビラを叩いたときから、幕末史は旋回した。百を超える志士たちと交流し、彼らのパトロン的存在となった白石正一郎。一枚の肖像すら残さず、激動の日々をつづった日記だけを遺し、歴史の中に消えた「維新の商人」の正体とは?半生の冒険が刻まれた『日記中摘要』に広がる背景世界と、往来する人々の息づかいを珠玉の筆致で描いた、圧巻の維新群像!