経験豊かな二人の手…新しい冒険
ブルゴーニュで20年以上もワイン造りをしてきたアンヌ・グロとジャン=ポール・トロ。二人は南仏でその経験を融合させるべく、新たなワイン造りをスタートしました。ドメーヌがあるのは、何年もかけて探し出した場所?ミネルヴォワのカゼルという土地です。土壌の多様性、カリニャン・グルナッシュ・シラー・サンソーといったポテンシャルのあるブドウ品種とその樹齢の古さ、そして、ヴォーヌ・ロマネと同じ標高220mの山麓という素晴らしい環境…これらの様々な要素をもってこの地が選ばれました。ファースト・ヴィンテージとなった2008年は、ゆっくりとしたブドウの生育、涼しい夜間、収穫時の約17度という気温…カゼルには、まさにブルゴーニュのブドウ栽培におけるスタンダードな条件が揃っていたのです。
剪定、グリーンハーヴェスト、ワインの仕込みから熟成までをアンヌとジャン=ポールの二人が行っています。アンヌは畑仕事をこなす一方、諸々の事務処理も行います。ジャン=ポールはメカニック関係、土壌のチェックや肥料などの管理をしています。また、14haの畑全体の管理は、ドメーヌのスタッフであるチボーが手伝っています。ワインの醸造は、それぞれのテロワールを表現するために、区画・品種ごとに分けて行います。そして、それらの個性や相補性を見出すべく、1年の熟成期間を待って最終にブレンドしています。