合唱団から今もっとも新作が待ち望まれている作曲家のひとり信長貴富の注目作。2007年NHK、全日本両コンクール全国大会で委嘱団体・岡崎混声合唱団・岡崎高校コーラス部の感動的な名演奏によって披露されて以後、問い合わせを多く寄せられている作品。戦争の凄惨な諸相を、原民喜「原爆小景」等の詩、井上光晴・吉田嘉七の「ガダルカナル戦詩集」等の詩の断片を自在に選択して構成した1,2章の強烈な響きのうごめき、そして第3章の沖縄の死者を送る神歌の詩をテキストにした協和音の世界に収斂していく。
[難易度]上級 [対象]