黒田官兵衛は、九州へ滞在の頃、筑前というエリアにおりました。そして部下にこう言ったのです。「屋敷と米は与えるから、庭に梅の木を植えよ。梅干をつくつておかずにすればよい」黒田官兵衛達が植えた筑前という地には梅の木が広がりました。その筑前という土地が、まさに今の朝倉、私たちが梅をずっと昔から育てていたエリアです。他にも近くには太宰府天満宮という全国でも有名な神社があります。その神社をまつっているのは藤原道真公。歴史に鋭い方は驚かれたと思います。藤原の道真公は、大変梅を愛する方で、この筑前へ晩年訪れた際も梅の木を植えたと言います。私たちが育てている梅は、実は歴史に名のあるゆかりの地なのです。この歴史と梅とは福岡は紀州よりはるか昔より縁があり、盛んに生産されています。